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真偽値変数の命名ベストプラクティス

変数の命名についてコードレビューなどで指摘することがよくあるかと思いますが、特に真偽値変数は頻繁に使いますしその分判断に困ることも多いかと思いますのでまとめてみました。


真偽値変数とは

真偽値、True/False、Booleanの値を持つ変数のことです。

  • ユーザーがログイン済みか

  • ユーザーはある機能を使えるのか

  • データは存在するか

  • ある機能は有効なのか

  • あるオブジェクトがデータを持っているか

などが実際のシステムで表現されるかとおもいます。

そして真偽値変数名とは

基本的には疑問文です。

よくある間違い

文法が間違っている英語で書かれていることが多いです。

  • ❌ isShowSomething

    • isがすでに動詞なのでshowと並べて使うことはできない

  • ❌ isItemsAvailable

    • itemsが複数なのにisが単数になっている

    • isAvailableItemは語順がおかしい

  • ❌ isSomethingExists

    • これもisがすでに動詞なのでexistsは使うことはできない

  • ❌ isSomethingExisted

    • existは自動詞なので目的語をとることができない

  • ❌ canSomething

    • canの後は動詞の不定詞がなければいけない

あげればきりがありませんがだいたいこんなケースが多いと思います。
どうするのが適切なのかを解説していきます。

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