note入社一年と心境の変化
入社エントリは書きませんでしたが、入社してから一年が経ったよエントリを書こうかと思います。
入社したころ
入社日は2020/03/09、2週間だけ物理出社をしていましたがパンデミック&緊急事態宣言となりすぐにフルリモートワークに切り替わりました。前職はフリーランサーで転職時に毎日出社する覚悟を決めていただけに一ヶ月も経たないうちに元と変わらない生活になってしまい拍子抜けしました。
しばらくオフィスには行けず家に篭り運動不足、初めて触れる大規模サービスのプレッシャーを感じたり、自分達も感染するのではないかという不安もあり三半規管がやられてしまい、座っていても目が回っているような感覚でした。寝ている最中は手足がムズムズして何度も起きてしまうので睡眠不足にもなっていました。しかし熱があるわけでもないのではたから見るとなんともないように見える状況で、これ以上妻に心配かけるまいと黙って耐えていたのですが流石にキツくなり妻に白状してGWに有給を繋げて長い連休をつくりなんとか回復できました。
今考えるとあのまま一人で耐え続けてトドメを刺してしまっていたらどうなっていたんだろうとゾッとします。当たり前ですが体調悪いなら素直に休んでしまうのが一番です。
三ヶ月経過
全社フルリモートなので二週間出社していたとはいえほとんどの人に会ったことがありませんし、会話する機会すらないのでなかなか会社に馴染んでいる感覚が持てませんでした。仕事自体はまだnoteの全容がつかめず手探りが続いていました。
半年経過
半年も経つといい加減「自分の会社」という気持ちになってきます。自分より後から入った人も何人か居て、面接もすることがあったので会社について説明するという機会を経ることで会社のことや仕事への取り組み方を社員という立場で考え始めました。
九ヶ月経過
このくらいになるとだいぶ仕事にも慣れていて、エンジニアは物凄い勢いで増えているので、仕事についての質問を受けたり仕様を説明する機会も多くなって、理解度が高まっていることを実感していました。自分流の仕事ができているかもという感覚もあったと思います。オフィスへは一ヶ月に一回くらいのペースで出社していましたが段々と家の方が捗るかもという気持ちになっていました。
一年経過
フルリモートワークが一年も続くと完全に自宅じゃないとパフォーマンスでんわという気持ちになりました。
最近数ヶ月はカジュアル面談をたくさんする機会があり「どうゆうスタイルで仕事しているのか」「どんな課題があるのか」といった質問を多くもらっていたと思います。回答していく中で自分の心境にも変化があることに気づき始めました。それは「自分の会社」に加えて「自分のサービス」という気持ちを持てるようになったことです。
noteは先日七周年を迎えましたし自分が関わった部分はごく一部なのですが、これを成長させて世界でも通用する凄いサービスにするのは他でもない自分達なのだなと思うようになりました。これまでは頭の片隅に「誰かすごい人が作った・設計したものを使って自分は開発する」みたいな意識があったと思います。しかし今の気持ちとしては「noteをスケールさせるのは自分達のアイデアと行動次第」という感じです。待ってても誰も答えを教えてくれませんし、誰も自分のコードを書き直してくれるわけではありませんし、設計は急に降ってきません。
こんな気持ちになれるのも優秀なチームメイトに恵まれているからだと思います。日々沢山の気づきと学びを与えてくれるこの環境が無ければ得ることができなかった経験と知識が山のようにあります。みなさんありがとうございます。そしてこれからも迷惑をかけるかと思います本当にすみません頑張ります許してください。